「なぜカレイドがクイズアプリ?」そのご質問にお答えします!

  • コラム

研修内製化支援とは、異色に見えるクイズアプリ「QUIZUP」。さらにはスマホ対応。
これを研修にどう使うのか、研修とそもそも関係があるのか、といった質問もあるのではないかと思います。
今回は、クイズの可能性について説明したいと思います。

実はここに至る伏線もいろいろとありまして、以前「企業と人材」という人材開発の専門誌でクイズについても書かせていただいています。
記事はこちらでダウンロードできます。

チームビルディングのニーズの急増

まず、最近の研修のビッグトレンドは「チームビルディング」です。当社は「学習」を目的とした研修の会社ですので、ゲームをチームビルディングとして使うのはいろいろと思うところもあるのですが、とにかくニーズが増えています。

内定者や新人等の同期間の紐帯形成(仲良くなるということです)、組織の新規参入者(転職者や異動・転籍)と既存メンバーの懇親・親睦、組織再編やM&A後のカルチャーインテグレーション。こうしたご相談がこの1年ほどは激増しています。この話題については別なコラムに書いています。

自己紹介や発表は退屈

他人の自己紹介や他人の発表は退屈です。そこに自分は関わってこないからです。しかし、自己紹介や発表は研修には必要な活動です。ただ、だからといって我慢しなければならない必要悪の時間だとするのでは芸がありません。なので、クイズを使って参加型にするんですね。以下に二つ例を挙げます。

例1:ウソつき自己紹介

自分を端的に表す項目を3つか4つ作成します。そのうち一つにウソを混ぜます。これだけです。たったこれだけの工夫で自己紹介は参加型になります。逆に、本当のものを一つだけ混ぜるというものもありますが、真実がわからなくなるので、懇親では使わない方がよいでしょう。QUIZUPでは、参加者が選択肢を作成し、アップします。これが人数分集まったら全員で解きます。

例2:反転学習

これまで当社では反転学習の話に触れたことはありませんでした。反転授業(Flipped Classroom)は数年前に流行し、大きなトレンドになりました。現在は、研修は「授業」ではないため、反転学習と呼ばれることが増えているようです。ただ、反転学習は、講師の活躍の場がすくなく、研修事業者としてはビジネスとして扱いにくいためか、反転学習で起業した方々はあまり残っていないようです。一方、手法としては一般化しており、各自が研究した内容を持ち寄り、共有しながら進める内製の研修は耳にすることが増えています。具体例としては、新人研修でよくある「会社のことを調べて発表しましょう」「会社案内を作る」などはまさに反転学習向きです。先輩社員から聞いたトリビアをまとめてクイズにしたらそれだけで面白そうですね。

オフラインで実施する際には、ポスターセッションやグループ内共有が行われます。個人が全体に発表すると、時間が不足するためです。オンラインでは、システムの良さを活かし、発表の要点を3-4つに絞り、ウソつき自己紹介同様1つをウソもしくは1つを本当にすることによって、大量の学習の知見を概観できます。

オンライン会議システムのクイズ・投票機能は意外と研修では使いにくい

「クイズならZoomやTeamsの機能でできる」と言われますが、質問をして、投票された数を出すことはでき、その瞬間に活用できますが、その人の正解数を出したり、いいねをつけたり、後から設問を見て話し合ったりできますか。多くのクイズアプリは研修用に作られていません。簡単なようで難しいことです。

そして、アンケートやクイズ用のクラウドサービスも多いですが、クイズアプリの多くが人数課金で、社員数分の支払いを求められたりします。年間にクイズってそれほど使わないですよね。サーベイを取る会社では、こうした契約をしていることがありますが、内定者だと使えなかったり、あくまでサーベイが主なので、研修で使って盛り上げようと思うと、上述の通り、自分の結果、問題内容、全体の結果を柔軟に参照できず、うまく使えなかったりします。

なぜスマホ対応?

「内定者は社用PCがない」「新人にはまだ社用PCがない」という理由から研修への「スマホ参加」が増えています。少し前までは、私物の業務利用はNGという会社がほとんどでしたが、最近はスマホを研修で使うことも増え、「今どきの内定者でスマホを持っていない人はいない」「逆にパソコンはもっていないことがある」「組合では業務参加ではないので端末を選べない」などスマホ利用は研修対象層によっては第一選択肢になってるのです。

いかがでしたでしょうか。こんな経緯もあって、当社はクイズアプリを作成したのです。内製の研修にこだわる会社が作ったクイズアプリ、ぜひ触ってみてください。

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